■平成27年度いばらき女性農業委員の会活動内容

  ◆平成27年度第11回定例総会を開催

いばらき女憧農業委員の会第11回定例総会が、9月8日、小美玉市の「空のえき そ・ら・ら」で開催されました。

総会では、昨年度の事業報告と収支決算、今年度の事業計画と収支予算などが承認決定されました。また、任期満了による役員改選も行われました。

定例総会後には、記念事業として、日本貿易振興機構(ジェトロ)茨城貿易情報センター 西川荘太郎所長から、「農産物の輸出の状況について」と題した講演がありました。

 講演では、JA茨城旭村のメロンや下妻市果樹組合連合会の梨、神栖市の農業生産法人潟Aグリ・ニュー・ウインズのミニパプリカをマレーシアに輸出した事例や、常陸牛をベトナムに輸出した事などが消化されました。
 また、「諸外国では日本食が人気であることから、農産物を輸出するチャンスであるが、品目によっては輸入規制もあるので注意が必要」という話しもありました。
 ジェトロでは、輸出可能と思われる国に出向き商談会を行ったり、国内では海外のバイヤーを招いて商談会を行うなど、日本の農産物を広く紹介しているなど話してくれました。

 また、「空のえき そ・ら・ら」の取り組みについて、空のえき そ・ら・ら 河原井忠男駅長から、施設の概要などの説明をいただきました。
 河原井所長は、「昨年7月31日にオープンして1年が経過。来場者は70万人を超えている。地元産の採れたて野菜を扱う農産物直売所や物産館、乳製品加工施設では工場見学のほかにバターやヨーグルトなどの製造体験もできる。また、レストランでは地元の新鮮な食材を使うことで小美玉市をPRしている。土・日曜、祝日にはさまざまなイベントを企画しているので、是非、家族連れで訪れてほしい」と話してくれました。

  

  ◆関東ブロック女性農業委員研修会を開催

     女性ならではの活動に期待  −地域農業振興や食育などで活躍−


平成27年10月8日 栃木県宇都宮市内のホテルにおいて、関東ブロック女性農業委員研修会が開催され、関東地区(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)の女性農業委員が100人が参加しました。
この研修会は、女性農業委員が、広範囲での交流や情報交換により、農業委員としての意識の高揚を図り、地域農業の振興につなげようと今年で2回目の開催になります。

研修会では、主催者を代表して、「とちぎ女性農業委員の会」の船本会長が、「われわれ女性農業委員は、農業委員としての活動とあわせて、後継者対策として結婚相談や家族経営協定の推進も重要。今こそ女性の活動が必要である」とあいさつ。

来賓として、栃木県の小林次長兼農政部長をお招きし、、「大規模な水害に見舞われたが、希望を持って農業ができるよう再建したい。農業委員会法も改正が予定され、農業委員の選任方法も変わるが、女性農業委員の積極的な登用を進めていきたい」とあいさつをいただきいました。

(1)講演会

   活力ある農業委員会活動について −女性農業委員への期待−
      講師 : 福島大学 情勢政策学類 岩崎 由美子 教授

(2)取り組み事例報告

    @報告者 : 山梨県笛吹市農業委員会 海野委員

    A報告者 : 栃木県栃木市農業委員会 大出委員  

(3)全体討議

      テーマ : これからの女性農業委員活動
             ・埼玉県女性農業委員協議会会長 横田委員
             ・福島大学 情勢政策学類 岩崎教授
             ・全国農業会議所 農地・組織対策部組織担当部 鈴木部長    


◆現地研修会の開催

平成27年12月8日に、行方市のなめがたファーマーズビレッジにおいて、現地研修会を開催しました。

研修会では、なめがたファーマーズビレッジの取り組みについて、鰍ネめがたしろはとファーム 経営企画本部長・総務管理本部 木下本部長と、なめがた農業協同組合 棚谷代表理事専務から内容の説明を受けた後、焼き芋ミュージアムと工場等を施設を見学しました。


◆役員会の開催

平成27年7月31日役員会を開催しました。

役員会では、第11回定例総会に議案として提出する平成26年度事業報告・決算関係、平成27年度事業計画・予算等について協議がされ、9月8日、小美玉市で総会を開催することが決定されました。