茨城県農業会議

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令和2年度農政活動の展開

  農業施策で知事に要望 -農地利用の最適化に向けて-

茨城県農業会議(葉梨衛会長)は、令和元年9月26日、水戸市の県庁知事室において大井川和彦知事に対し、令和2年度農業施策について要望しました。

葉梨会長は、「農業委員会組織は、農地利用の最適化の推進に向けて関係者一丸となって事業を推進している。要望書は担い手や農業委員等からの意見を「現場の声」として積み上げたもので、これらを十分に踏まえ茨城農業の更なる発展につながるよう支援をお願いしたい」と大井川知事へ要望しました。

要望書は、葉梨衛会長、髙橋弘一副会長、佐野治副会長、常設審議委員である大部誠委員、富永幸男委員、舛井操委員、橋本正委員、山﨑久司委員、岡田晃一委員、清水久子 いばらき農業委員会女性協議会会長が県知事に手渡した後、髙橋副会長が要請内容を説明しました。


■主な要望内容は、

 ①農地の集積・集約化の推進
  担い手への農地集積と集約化、推進体制の強化、農地利用実態調査等の推進に関する予算措置、農地の基盤整備の推進、耕作放棄地対策の推進 

 ②地域農業を担う担い手の確保・育成
  多様な担い手の確保、雇用就農の促進、、農業者年金の加入促進

 ③農業振興対策の強化
  スマート農業の加速化、鳥獣外被害防止対策
  支払交付金の活用促進

 ④農業委員会活動の強化支援
  農業委員会に対する専任職員の設置、これを支援する農業委員会ネットワーク機構の事務局体制の強化・支援など

◎これまでの建議対策

 平成31年度農業施策の要望では、

  1. 優良農地の確保・有効利用対策の強化
  2. 担い手・経営対策の強化
  3. 農業振興対策の強化
  4. 農地等利用最適化を進める農業委員会の体制強化

 などを要望しました。



  政府・国会に対する要請活動

全国農業委員会会長大会での要請活動

令和元年5月27日 全国農業会議所が主催する「全国農業委員会会長代表者集会」が東京都:文京シビックホールで開催され、全国の農業委員会会長ら約2,000人が参加しました。

今回の大会テーマは、「農地利用の最適化」の飛躍的な実現に向け。

政策提案と申し合わせ決議を採択した他、農業委員会会長や農地利用最適化推進委員による決意表明を行い、農業委員会組織一丸で農地利用の最適化を進めていこうと士気が高められました。

大会では、)「農地利用の最適化」を実現するための政策提案。担い手への農地集積や担い手・経営対策、中山間地域対策、都市農業の振興など、積み上げた現場ニーズを幅広く提案に盛り込んでいます。

また、農業委員会組織で取り組んでいる「地域の農地を活かし、担い手を応援する全国運動」の推進を申し合わせ決議がされ、農地を将来に引き継ぐため、農地の有効利用や担い手の支援・育成、意見の公表なそに取り組む事が申し合わせ決議されました。